ぽろぽろ涙子今日も行く

乾癬発症から完治に向けて20数年の記録と人生色々雑記ブログ。

思春期女子の人間関係の難しさ

こんにちは、涙子です。

 

今日は久しぶりに、小6になる娘の事を書きます。

 

今日は、私の記事にしては、ちょっと長めです。

 

以前に反抗期に入った娘の様子を少し書きました。

www.poroporonamidako.com

 

その後も娘の様子は、相変わらずで、家ではあまり話さず、寝てばかりで、ダラダラ過ごす事が多くなっていました。

 

 

そんなある日のことです。

 

学校の先生から、お友達関係の事でトラブルがあり、お電話がありました。

 

思春期の人間関係って、大人より、すごく難しいですね。

 

自我が芽生え、自分がどう思われているんか、どうみられているかということをとても気にするようになります。

 

心も体も急激に成長して、不安定になりやすい時期です。

 

だから、内容を聞いて、これは、娘と話さなければと思いました。

 

 

トラブルの内容

 

内容は詳しく書いちゃうので、後ほど削除するかもしれません。

(いやいや、そんなにアクセス数ないって!!)

 

6年生になって、娘の仲良しグループにAちゃんという子がいました。

 

Aちゃんは、理想の友達像があり、自分の友達はみんな私の理想の友達になって欲しい・・・、そういう思いが強くある子でした。

 

娘や他の友達に理想の友達像を押し付けてくるAちゃん。

 

それは日に日にエスカレート。 

 

Aちゃんは、何も言葉を発していないのに、私の気持ちを常に察して理解して欲しいと要求してくるように。

(そんなの、大人でも無理(ヾノ・∀・`)ムリムリ) 

 

始め娘たちは、同じグループの友達だし、いい関係でいたいし、聞いてあげられることは聞いてあげたいと思い、要求に応えようと頑張っていたのですが、エスカレートする要求に、だんだんついて行けなくなりました。

 

そうすると、Aちゃんは、とても不機嫌になるんだそうです。

 

そして、娘のグループ以外の友達や先生に、娘たちの悪口をあることないこと、言いふらすのでした。(Aちゃんは、悲劇のヒロインを演じていました。)

 

その話を信じて、娘たちに酷いことを言ってくる人がいたり、最初の頃は先生もAちゃんの話を鵜呑みにして、娘だけが(なぜか娘はリーダーだと思われている)一方的に叱られていました。

 

そんな中でも、娘はアップアップしながらも、まだAちゃんと上手くやろうとしていたのです。

 

・・・でも、他のお友達は、既に脱落してしまいました。

 

すると、脱落したお友達を攻撃したり、仲間外れにしようとしたりするように。。。

 

脱落したお友達は、「Aちゃんのこと大嫌いだから、一緒にいたくない」と言い出すし、Aちゃんからは、いろいろと要求されるしで、娘は、完全に板挟みに状態に。。。

 

娘は、みんなが気持ちよく過ごせるように、誰かが仲間外れにならないように、間に入り、フォローをしていたようです。

 

でももう、娘の中では、いっぱいいっぱいになっていたんですね。

 

ある日、Aちゃんの話を鵜呑みにした、違うグループのお友達Bちゃんが娘に酷いことを言ってきました。大きい声で怒鳴り散らす感じです。(完全にBちゃんはAちゃんにそそのかされてました。ヽ(`Д´#)ノ)

 

そして娘がその時、Bちゃんの後ろにいたAちゃんを見ると、「ざまあみろ!」というような顔をして、娘を見て笑っていたのだそうです。

 

その姿を見て、今まで自分がグループが上手く行くように、奔走してきたのは何だったのだろう。一緒のグループの友達が罵られている姿を見て笑うって、何!?

 

どうして、自分がここまで言われないといけないのだろう。

 

そう思うと、とても悲しくなり、涙があふれてしまったのです。

 

そこへ、タイミングよく先生が通りかかり、聞き取りが行われ、娘は、今までのいきさつを話し、トラブルが発覚したのです。

 

娘と話をする

 

内容を聞いて、これは、娘と話さなければ・・・。

 

でも嫌がるだろうなー。( ̄д ̄)

学校の事、聞くと嫌がるし。。。

 

いや、これは絶対に話さないといけない話!

そう思い、娘と腰を据えて話すことにしました。

 

私:「学校から、連絡があったわ。大変やったんやね。辛かったね。えらかったね。」

 

娘:(静かにうなづく・・・。)

 

私:「そういえば、お母さんの職場にもAちゃんと似たタイプの人がいるから、気持ち!よぉーーーくわかるわー。」「その人とは、もう10年以上、いやどちらかというと、20年近い付き合いになるんだけどね。いつも自分の要求や自分の権利ばかり主張して、義務を果たさない。嫌な仕事をお母さんに押し付けてくる人なの。。」(ヤバい、完全に私の愚痴になっている。(;'∀'))

 

と言うと、娘は、目を丸くして、とても驚いていました。

 

娘は、大人(私)は人間関係で悩むことはないと思っていたからです。(そんなあほなー(笑))

 

そして、私がそんな嫌な存在の人と長きにわたり、毎日仕事をしていることにもビックリしていました。

 

娘:「ママにも、人間関係で悩んだり、苦しんだりすることがあるんだー。」

 

私:「そりゃー、あるさーーー。辛い時もあるよー。」

  「でもね、大人はね。いろいろ経験して強くたくましくなっているから、多少そういう事があっても、対応できるし、耐えられる。でも、あなたは、体は大きくなってきたとは言えど、まだ小学生。だから、今回の事は、すごーーーく辛かったと思うし、これまでの行動は、すごいなーーって思ったよ。えらかったね。」

 

娘:「えーーー、( *´ω`* )そーおー(^^ゞポリポリ」

  「やっぱり、そう思うーー?すごいーー?」

 

私:「うん!すごいと思う!」

 

そして、娘は、辛いことは一切口にしない子だったので、

「辛いこと、悩み事があったら、家では話していいんだよー」とも言いました。

 

 

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そう言った途端、娘は堰を切ったように、6年生のクラスになってから、今までのいきさつを話し始めました。

 

話すこと3時間。

(なげーーーな( ;∀;))

 

でも、話してくれて、とても嬉しかった。

 

この半年間、娘は学校での話を一切してくれていなかったので、とても心配していました。話してくれて、ホッとしました。

 

娘は今まで、一緒のグループになった友達とは、何が何でも一緒にいなきゃいけないということに囚われていました。

 

だから、どんなに嫌なことがあっても、我慢しなければと思っていたんですね。

 

そして、先生に、友達同士のごたごたを話すのは、反則のような気がしていて、娘は先生には相談できなかったそうです。

 

俗に言うチクリって思われるのが嫌だったみたいです。

 

 

 

学校に行くのが辛くなるくらいなら、そんな理不尽な友達の要求は受けなくてもいいし、それで、何か嫌なことをやり返してくるような友達だったら、一緒にいる必要はない。

 

これからは、辛かったら、先生に言ったっていいんだよと言いました。

 

心が病んでしまうくらいなら、そうなる前に、先生に相談した方がいい。

 

それは、チクリではない。

 

そこまで追い詰める友達の方が悪いのだ。

 

だから、あなたは悪くないし、ただ事実を伝えればいい。

 

苦しい胸の内を伝えればいい。

 

それで、先生が何も理解してくれないなら、そこからは、お母さんの出番ね。

 

あなたの代わりにお母さんが動くわ!

 

お母さんは、あなたの一番の味方だから!だから、大丈夫!

 

あなたは間違っていないから

と言いました。

 

 

そして、「話してくれて、ありがとう( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )」と言いました。

 

  

今までは、辛いことを家で話すのは、家でまた嫌なことを思い出すのではないかと思い、家では一切話さなかった娘でしたが、今回、話したことでとてもすっきりしたようです。

 

 

その後

 

その後も、トラブルは完全に解決したわけではないけれど、問題が明らかになったことで、先生方がとても娘の事を気にかけてくれるようになりました。

 

実は、娘から洗いざらい話を聞いてから、私からも、先生に、お話しをさせていただいたんです。

 

それからは、娘は家でも、昔のように、明るくなりました。

 

この半年間は、Aちゃんのことが頭から離れなくて、とても憂鬱だったようです。

 

話してスッキリしたことで、 

娘も、こういうことは私にも話した方がいいと思ってくれて、それからというもの、2日に1回ぐらいは、2時間ぐらいじっくり話すようになりました。(ブログがますます書けないわ(;'∀'))

 

もし、このブログを読んで下さっている方で、人間関係で悩んでいる人がいたら、信頼できる誰かに話して欲しいです。

 

話すと、気持ちがスッキリするし、今まで気づいていなかった自分の気持ちに気づいたり、見つめ直すことができたり、話した相手から、いいアドバイスがもらえたり、もしかしたら、相手が、自分のいいように動いてくれるかもしれません。

 

自分の中で悶々としているだけでは、前には進みません。

周りは言われないと気づいていないことが多いです。私もそうでした。

一歩踏み出して、自分だけで、苦しんで悩まずに、是非誰かに話して欲しいです。

 

私は、よく人から悩み事の相談を受けます。

相手から相談を受ける時、独特の緊張感を感じることがよくあります。

 

きっと、話す前に、話そうかどうか迷ったり、悩んだ末、勇気を振り絞って話してくれいるんだ・・・、自分の事を心から信頼してくれているんだ・・・、そんな風に感じるんです。

 

その気持ちを感じると、よく勇気を振り絞って、私に話そうと思ってくれたねって思うんです。

 

だから、話を聞き終えると、必ず、「話してくれてありがとう」と言うようにしています。

 

自分に打ち明けてくれたことに感謝して。

 

 

 

娘の事もそうです。

すごく、勇気を振り絞って打ち明けてくれました。

 

嬉しい悲鳴です。

 

娘だからすごく心配なのもあったので、話してくれて、本当に嬉しかった。

 

娘が、いろいろ相談してくれるなんて、久しぶりです。

 

この半年間、ただひたすら待っていました。

待つだけって、辛い。(´;ω;`)ウゥゥ

 

神様が試練を与えているのかしら。

そんな試練いらないわ(笑)

 

 

  

 

それにしても、思春期女子の人間関係って難しい。

 

毎日毎日、学校生活で戦っているのね。お疲れ様です。

 

今は、スマホの問題などもあるし、今の学生は大変です。

 

自分の時は、スマホがなくてつくづく良かったわ。(^^ゞ

 

複雑な環境を理解して、接してあげなければならないなーとつくづく思いました。

 

どんどん世の中の技術は進歩しているのに、人間関係ってなかなか楽にはならないですね。むしろ、スマホなどの機器のおかげで、より複雑になっています。

 

便利な世の中になればなるほど、人間は、利己主義になり、希薄な関係になるとは言うけれど、どうか、いい人間関係が築ける、明るい世の中になって欲しいと切に願います。

 

 

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