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乾癬発症から完治に向けて20数年の記録と人生色々雑記ブログ。

息子が発達障害と診断を受けるまで⑩

 

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こんにちは、涙子です。

 

我が家の息子は、小さい頃から、とても育てにくい子供でした。( ;∀;)

(今もそうです・・・。)

 

 そんな息子の幼い頃から、発達障害(ADHD)と診断されるまでを、私の気持ちメインで書いていこうと思います。(全14話)

 

 もしかして、うちの子・・・そうなのかな?とか、既に診断を受けて悩まれている方、発達障害って???っていう方、育児で悩んでおられる方等、いろんな方に読んでいただけたらと、思います。

 

今回は第10話です。

過去の記事はこちらから

www.poroporonamidako.com

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前々回は、 息子が小3になって、問題を抱えながらも、楽しく過ごせていることを書きました。

 

小4の頃

 

4年生も3年生と同じく、緩やかではありますが、できることが増えて、少しずつ成長してくれていました。

 

4年生の担任の先生も、とてもいい先生でした。

穏やかで、淡々と話し、プラス思考で、1年間で、誰一人として、怒鳴ったりすることはない先生だったと、後に息子は語っています。先生との相性って大切ですね。

 

息子は、思っていることを中々言葉にすることができません。また、話そうとすると、詰まってしまったり、どもってしまったりするのですが、先生はゆーーーっくり優しく、話を聞いてくれていたそうです。

そのおかげか、クラスのみんなも息子に対して、そのように接してくれるようになったそうです。

 

まだまだ、言葉足らずな点は多々あった息子ですが、例え言葉に詰まっても少しずつ話せるようになってきたのは、この頃です。

 

自信がついてきたのでしょう。

 

クラス全員の前で、みんなを笑わせたりするようになっていました。(成長したな~(╥﹏╥))

 

クラス最後の日、みんなお別れが悲しくて、泣いていたそうです。でも、息子は、なぜみんなが泣いているのかわからなかったそうです。家に帰ってきて、どうしてみんな泣いていたのか??と私に聞いてきました。

 

説明しても、痛みや苦しみ以外にも寂しくても、嬉しくても、人は涙を流すということが、まだ、この頃は理解ができていないようでした。

人の感情についての理解も遅かったんです。

 

でも、4年生の1年間で、息子にとっては、大きく成長してくれた1年でした。

 

このまま無事成長してくれれば・・・。

 

5~6年生の頃


問題は、5年生になってから出始めました。

だんだん、学校でやらなければならないことが高度になり、少しずつ、生活面で問題が出てくるようになりました。
例えば、移動教室が増え、気持ちの切り替えがなかなかできない息子は、なかなか教室から移動することができずにいました。


また、高学年になり、リーダーシップをとらなければならない立場になりますが、息子はリーダーシップを取るどころか、足を引っ張る存在なので、分団登校や、その他の学校行事において、少々問題が発生しておりました。

他にも忘れ物などの不注意に関する様々な問題は、ほんの少しずつですが改善しているとはいえ、根本的には、なかなか改善できずにいました。

 


そこで、やはり本人の為にも病院を受診してみては?という流れになっていきます。

そして、私は、息子に病院に行く話をするのですが・・・。




絶対に嫌!(*`・з・)ムッ


と全力で拒絶されます。ガ―(´・ω・|||)―ン!!

病院で診断され、お薬を飲んでいるお友達がいた息子は、「俺は、絶対に病院には行かないし!薬も飲みたくない!」と、完全拒絶してきました。

自分でもいろいろと調べたりして知っているようでした。
それなら、尚更、自ら進んで病院に行くという選択肢を選びそうなものですが・・・。
頑として譲らない息子でした。( ̄д ̄)

結局、現状のまま見守って行くことになります。


私にできることは他にはなにか・・・。カンガエルカンガエル(ˇд ˇ;)

運動をすると症状が落ち着くと聞けば、積極的な運動を心がけるように仕向けたり、
(運動すれば、脳にたくさん血が流れ症状が落ち着く人がいるらしいので。)

即席の食べ物は脳に悪影響と聞けば、オーガニックにこだわり、できるだけ手作りを心掛けたりしました。

結局、基本的な健康生活ですかっ!


そうして、問題解決ができないまま、息子は中学生になりました。

 

中学生になって


運動部に入部し、運動のおかげか、すこしずつ落ち着きを見せ始めました。

(この頃は、もう授業中にもじもじしたりして、動くということはなくなっていました。)

運動は、本当にいいですよ!

息子自身が今でもよく言っています。

運動すると、頭の中が曇りから晴れに変わる感じがすると。

頭がスッキリして、物事に集中しやすくなる、また、やる気が出るらしいです。不注意な部分が軽減されるようでした。

そして、心も体も成長し、中学生活を満喫していました。忘れ物等の問題は、相変わらずで先生に厳しく叱られることもありましたがね。

このまま、病院へ行かなくても大丈夫かな~。
そんな風に思っていました。

次回は、いよいよ中3受験期のお話を書きたいと思います。

つづく・・・。

 *この記事は、3月に書いた記事をドメイン変更によりリライトしたものです。

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