ぽろぽろ涙子今日も行く

乾癬発症から完治に向けて20数年の記録と人生色々雑記ブログ。

子供の頃の記憶。傷つけられたことは、大人になっても忘れない。

 

 

こんにちは、涙子です。

 

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

 

先日ショッピングモールに買い物に行きました。


レジに並んでいると、前方に5~6歳ぐらいの男の子とその子のお母さんがいました。

 

何があったのかはわからないけれど、お母さんが、男の子に急に叫びました。

 

「お前、ぶっ殺すぞ!!!」( ⊙⊙)!!(すごい言葉だな)

 

お母さんは、軽い気持ちで発言しているようでした。

 

 

 

 

私は、その様子を見て、幼い頃の自分を思い出しました。

 


私は、幼い頃から、自分の気持ちを押し殺して生きてきました。

 

母は、とてもしつけに厳しく、求めてくるレベルは幼い頃から、大人のレベルを求めてくる人でした。


理想の子供像を押し付けてくる人でした。

 

あなたは、我慢できる子なんだからねと。

 

父は、優しかったけれど、仕事でほとんど不在で、母からの理不尽な要求を、誰も止める人はいませんでした。

 

 

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子育てしていて、苦しくなる時があるのです。


子供達には、私と同じ思いはさせたくない。


そういう思いで子育てしています。


でも、子供たちが嬉しそうな顔や、楽しそうな姿を見ると、自分はこんなことでさえ、母に気持ちを受け止めてもらえなかった。

 


こんなことも、あんなことも・・・。

 

といろいろ思い出されて複雑な思いになり苦しくなるんです。

 

 


ある本に出会いました。

 

 


読んで、このままでは、ダメだ!

 

そう思い、少し前になりますが、母に自分の思いをぶつけてみたんです。


恥ずかしながら、この40代後半になってです。今更ですが・・・。

 

 

 

 

しばらくして、母から手紙がきました。


そこには、「涙子ちゃんのこと、今まで傷つけてきてごめんね。」
と書かれてありました。

 

 

 

泣きました(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

 

何度も読み返して、何度も泣きました(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

 

そこには、私が40年以上待ち焦がれていた言葉が書かれてありました。

 

 

 


でも、なんでかな?

 


あんなに待ち焦がれていた言葉を言ってもらえたはずなのに、
私の心の隙間は埋まりませんでした。

 

 

 

 

ごめんなさいの鮮度は、落ちやすいのだそうです。


なかなか謝ってもらえずに、腐ってしまった気持ちの人に謝るのは、腐ったものを冷蔵庫に入れるようなものだと。。。。

 

私の気持ちはもう腐ってしまっていたんですね。

 

 

どんなに、今更謝ってもらっても、過去は変えられない。


青春時代は戻ってこない。

 

 

あの時、すぐに謝ってもらっていたら・・・、あの時、気持ちを消化することができていたなら・・・、そんな気持ちが沸きあがってきていました。

 

だから、あんなに待ち焦がれていた言葉を言われても、ぽっかり空いた穴を埋めることができなかったんですね。

 

 

子供の頃に満たされなかった心は、大人になってからも満たされないのです。

 

 

そのことを、思い出してしまいました。

 

 

 

特に幼い時は、免疫がないので、ちょっとした言葉に傷つきます。


そして、幼い頃に傷ついたことは、小さくても覚えています。


私の母は、暴言は吐かない人でしたけれど、私がそうでしたから。

 

 

 

 

冒頭の男の子、お母さんに殺すぞなんて言われて悲しくないはずがありません。


泣いたりはしていなかったけれど、心では泣いています。

 


子供は怒りに対する表現も、上手く伝えられず、思いをため込んでしまいがちです。

親が気づけないこともあります。

 


だから、特に幼い子供への言葉の投げかけは慎重にならなければならない。


私は、そう思います。

 


ただ、親も人間なので、間違ったことを言ってしまうこともあるかと思います。


私も間違うことがあります。

 

 

そういう時は、すぐに謝るようにしています。


子供たちの気持ちを溜め込ませないように。。。

 

謝って、そこで気持ちを消化できれば、子供たちは前に進めます。

 

 

 

高校時代、同じクラスになった同級生の話をします。

 

彼女は、どこか怖そうで、近寄りがたい雰囲気を醸し出している子でした。

 

彼女とは、グループは違いましたが、席が近くなったことがきっかけで、よく話をするようになったんです。

 

ある時、私が言ったんです。


「理解のある親なんだね。うちだったら、そんな派手な格好をしていたら、めちゃくちゃ怒られるわ。」って。

 

彼女は、とても奇抜な服装をしていて、ピアスも開けていて、当時としては、ぶっ飛んでいました。

 

彼女は、「これは、親への復讐だ!」と言っていました。


彼女の家は、ご両親が二人とも教師で、それはそれは、厳しく育てられたそうです。

「教師の娘たるもの、常に優秀で、模範的な子供でなければならない。」と。

 

反抗期に反抗することすら許されず、ずっと、押さえつけられてきたそうです。


その気持ちが高校生になって爆発したんですね。


家はとても居心地が悪く、家にはできるだけ帰りたくないと言っていました。

 

そして、親に対して「恥をかかせてやる。」と言っていましたね。

 

彼女は一見強そうな人に見えましたが、中身はとても繊細で、傷ついていました。

 

 

 

子供を傷つけると、彼女のように親の復讐に燃えるかもしれません。


私のように、母に訴えるかもしれません。

 

子供を傷つけないためにも、親自身、将来復讐されないためにも、子供には温かい言葉を投げかけてあげたいものです。

 

 

 

 


ご覧いただきありがとうございまいた。

 

 

私が母に気持ちを伝えてみて、とても晴れ晴れとした気持ちになりました。


心の隙間はうめられなかったけれど、何も成果がなかったわけではなかったんです。

 

今まで、心の中で悶々としていて、ずっと悩んでいて苦しかった。


親にこんなこと言っていいのかな?とか、これを言ったら、母親を傷つけるんじゃないかな?そう思うと、とても勇気が必要でした。

 

親子関係が上手くいっている人には、信じられない話かもしれません。

 

 

でも、結果、言ってよかったです。


相手に自分の思いを伝えられたし、自分の中で言いたい気持ちを押さえつけていましたから、それを開放できたことは、すごくよかった。

 

そして、自分の気持ちを整理することができました。

 

今、もし、親に不満があって、悩んでいる人がいたら、訴えてみてほしいです。


上手くいかないかもしれないけれど、それはそれで、前に進めると思います。

 

私の場合は、謝ってもらうことができました。


結果、消化不良でしたけどね。

 

言おうかどうかで、迷って悶々としているくらいなら、言ってすっきりした方がいいです。


言わないと、絶対に後悔します。言わないで後悔するくらいなら、言って後悔する方がいい。


その方が、前を向いて行けます。

 

過去は変えられなくても、未来は変えられる。


そう信じて、私は、前を向いて行きたいです。

 

 

 

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