ぽろぽろ涙子今日も行く

乾癬発症から完治に向けて20数年の記録と人生色々雑記ブログ。

他人のものを盗む子への対応(後編)

こんにちは、涙子です。

 

前回は、N君が息子や息子の友達ものが盗んでいて、どうやったら盗まれずに済むか?を考えているところまでを書きました。

 

本来であれば、N君ママに連絡すれば、すぐに解決したのかもしれませんが、N君ママは、昼も夜も働きづめで、ほとんど家におりませんでした。連絡もつかず・・・。

 

どうしたら、被害を食い止められる??

 

何かいい方法は、ないかな~。(。・ˇ_ˇ・。)

 

N君には悪いけど、一つの方法を試してみることにしました。


ある日、遊びに来た時に、部屋にわざとカバンから見えるように財布をいれておいたんです。

 


メモを入れて・・・。

 

 

もし、N君が盗人だったら、必ずこの財布の中身は見るでしょう。

 

 

見ないことを祈って!!

 

 

 

メモには、「私は、君が犯人だということを知っている。次、人のものを盗んだら、容赦なく、警察に突き出します。」と書きました。

(小学生なんですけどね。)

 

 

 

 

その後、どうなったか?

 

 

 

 

N君は遊びに来なくなりました。息子たちと遊ばなくなりました。
メモを見たのでしょう。

 

 

残念でした。

 

N君は、我が家に来なくなった直後、他所のお家で、大金を盗んでいました。完全に犯罪です。(数十万円もよく盗んだな。(((((((ι゚д゚;)アワワワそれも、その家のお母さまのバックから。)


盗まれたお母さまは、幸いにも盗まれたことにすぐに気づき、N君の噂は知っておられたので、慌てて学校経由でN君ママに連絡。(たまたますぐに連絡がついたんです)すぐに、家に行ったそうです。

 

すると、N君は観念したのか、白状し、家から、大金の他、過去にお友達から盗んだものがわんさか出てきたそうです。


N君ママが買い与えていないゲームやゲームソフトがたくさん出てきたそうです。

 

 

その後、学校で、N君から、モノを盗まれたことのある人がどれくらいいるか、聞き取りをしたところ、遊んだことのある子は、ほぼ何かを盗られていたようです。(やはり、学校では消しゴムや鉛筆など文具が多かったみたいです。)


N君は母子家庭で、N君ママは、毎日朝早くから、夜遅くまで働いており、N君が盗みを働いていることを全く知らなかったようです。

N君は給食以外は、家でいつも一人で食事し、寝るまで、ほぼ一人で過ごしていたそうです。カワイソスギル(´;ω;`)ウゥゥ


寂しかったのではないでしょうか?(私の勝手な想像です。)

 

子供は、いつも自分のことを見てーー!と思っています。

子供は、自分の気持ちに寄り添ってくれる人がそばにいないと、不安定になります。

温かい眼差しで見守ってくれる人がいると落ち着きます。

話を聞いてくれる人、共感してくれる人が一人でもいるだけで、不安な気持ちが和らぎます。

彼は、いつも一人ぼっちで、不安で押しつぶされそうだったのではないでしょうか?自分に気づいて欲しかったんじゃないでしょうか?

 

だから、ものを盗んだ。ママ気づいて!と。。。

 

だからと言って、人の物を盗んでもいいとはなりませんが、考えさせられる出来事でした。

 

私は、メモを入れるんじゃなくって、彼の気持ちを聞いてあげればよかったんですね。ハンセイ…(。ω。*)))

 

その後N君は、ご家庭でいろいろと対応されたのでしょう。N君ママは仕事をセーブされ、ものを盗むことはなくなったと、息子から聞きました。

 

道を外れるような方向に行かなくてよかったです。ヾ(o´∀`o)ノ

 

 

おわり

 

 

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